こんにちは。ぐぐ助です。
もうすぐ学生達の夏休みも終わりですね。ぐぐ助にもようやく“日常”が戻ってきます。
ぐぐ助は比較的運動をする方なのですが、汗をかいた後時々体から悪臭が漂うことがあります。
雑巾のような耐えがたいニオイですね。
我が家では日常的に柔軟剤を使用しているので、着る前はいい香り。
しかし、着てちょっとでも汗をかくと一転、鼻が曲がるくらい臭くなってしまうのです。
加齢臭?体臭?汗のニオイ?…と悩んだこともあるのですが、仕事の時に着るインナーのニオイはまた違った感じ。
汗は汗でそれなりに臭うのですが、それとは全く違う悪臭なのです。
そして、胸面に大きなプリントのあるTシャツと、綿のタンクトップが特に臭うことが判明。
ここまで分析できれば、解決の糸口が見つかるかもしれないと思い、ググってみました。
検索ワード:「シャツ 汗 臭う」
どうも、ネット上の記述と照らし合わせると、これは衣服で繁殖した雑菌による悪臭で間違いないようです。
汚れが落ち切っていないところに繁殖したり、部屋干しなどの場合に乾燥までに時間がかかりすぎ、その間に繁殖したりするとのことです。
「綿製品やプリント部分に顕著に表れる」とのドンピシャな記述もありました。
しかし、こいつがまた厄介。
やはり「天日干ししようが、乾燥機に入れようがこのニオイは消えない」とのこと。
普通に洗濯・乾燥していたのでは、このニオイからは解放されないようです。
そんなわけで、このニオイを消す技を中心にググりました。
それによって出て来た方法は以下のようなものです。
衣服の素材や色によってもとれる方法が違ってくると思いますので。
■1:煮沸洗い■
どうもこれが一番効果があるようです。
大きな鍋に少量の洗剤を入れ、グツグツ煮て洗います。5~6分がいいとのこと。
洗剤の代わりに重曹を入れても良いようです。
「洗濯して乾いている状態のものを煮沸するのがポイント」という記述もありました。
その後、有る程度冷めたところですすいで天日干し。
ただ、色ものは色落ちしますし、繊維も傷んでしまう可能性があります。
■2:酸素系漂白剤■
つけおき、もしくは洗剤と一緒に投入して使用します。
粉末は単独で効果を発揮しますが、液体は洗剤と一緒でないと効果が落ちるようです。
また、粉末はお湯でないと効果を発揮せず、出来れば50℃くらいのお湯に溶かして使うと良いとのことです。
弱アルカリ性なのでウールや絹には使うことができません。
おろしたての頃から毎回、
①酸素系漂白剤に漬け置き洗い ⇒ ②普通の洗濯洗剤に漬け置き
してから通常の洗濯をするのが理想だということです。
汚れにも種類があり、それらを完全に落とすには二種類の洗剤を別々に使う必要があるようです。
■3:レノア直塗り■
プリント面限定のニオイ落としとして、この技が紹介されていました。
プリント部分にレノアを直塗りし、数時間放置。その後、通常の方法で洗濯を行います。
■4:オスバン消毒液■
オスバン消毒液というものを水に薄めてしばらく衣服をつけおきし、一度脱水にかけてから普通に洗濯すると雑菌臭が落ちるとの記述がありました。
2ちゃんねる系のソースでは「最強」と称えられていました。
個人的には、この類の情報において2ちゃんねる系ソースは信頼できると考えているので、これを試すつもりです。
これは“逆性石鹸液”と呼ばれるもので、他の洗剤と混ぜずに使用します。
■5:周辺環境から見直す■
上の方法などと合わせて気を付けることとして紹介されていました。
ニオイの原因となる雑菌(花王の研究によるとモラクセラ菌という菌)は衣服だけでなく、家庭内の様々な場所に生息しているそうです。
そんなわけで、洗濯機内の掃除、洗濯後は洗濯機のフタを空けておいて中を乾かす、洗濯物のカゴを分ける(汚れたものを入れるカゴと、洗った物を入れるカゴを分ける)
…などの小さな工夫も効いてくるようです。
洗濯槽の掃除は月1回目安にしっかりやっておいた方がいいようです。
それから、汚れた衣服の放置は禁物。できるだけすぐ洗うようにします。
乾燥時間も重要なポイントなので、出来たらコインランドリーの乾燥機を使うと良いようです。
ちなみに、洗濯機そのものもコインランドリーのものは非常に強力で、それだけで殺菌の効果があるとも言われます。
結論として、衣服を痛ませたり色落ちさせたりする覚悟でないとこのニオイは落とせないということになってしまいますね。
最近は抗菌防臭加工の衣類も出ていますので、これらに変えるのもいいかも知れません。
このニオイの原因を突き止めた花王が、これを解決する洗剤の開発に着手しているという話もありますので、そのうち気にしなくて良い時代になるのかも知れませんが。
花王 プレスリリース
『洗濯したはずの服やタオルがすぐに雑巾臭くなる原因が明らかに』
花王が「モラクセラ菌」解明を発表したのが2011年5月末。
この製品の発売が同年7月中旬ですので、モラクセラ菌対策としてはまた不十分かも知れませんが、とりあえず現段階で抗菌効果のあるとされているものを揃えることにしました。