シェアする

一眼レフ超ド初心者が知っておくべき最低限の設定項目を極限までカンタンに紹介。

ぐぐ助です。

最近、一眼レフカメラでの写真撮影にハマっています。

先日テレビでもやっていましたが、新型コロナウィルス感染拡大による外出自粛によって

多くの人が新たに始める趣味のひとつに、「カメラ」も挙がっていました。

いや、ハマリ出すと結構あちこち出かけたくなりますけどね(笑)

まぁ、それはさておき。

photo-1542567455-cd733f23fbb1

最近はスマホでも相当な写真が撮れてしまいますが、やっぱりそこそこ重量のある機械で、ファインダーを覗いて撮る・・・というのはまた違うんですよね。

最初は「Auto」でシャッターボタンを押すだけでしたが、すぐに「もっといい写真を撮りたい」と思うようになり、色々設定してみたくなりました。

そこで、ぐぐ助、ググりました。朝も昼も夜もひたすらググりました。

それによって覚えた最低限の7項目をご紹介します。

この項目を理解した途端に撮影の幅は広がりましたが、逆に現在でもこの項目くらいしか理解していません(笑)

この世で一番カンタンな説明を目指しますので、カメラド初心者の方、是非読んでみてください。

スポンサーリンク

検索ワード:一眼レフ 基本

1:露出

まずは「露出」。多分、これに関しては直感的に分かるかと思いますが、要は「明るさ」と認識しておけばOKです。

・+(プラス)の数値にすると

明るい写真が撮れて、

・-(マイナス)の数値にすると

暗い写真になります。

21020701

ぐぐ助はAutoにしたまま滅多にいじりません。

敢えて暗い感じのムーディーな写真を撮りたい時だけマイナスにしてみる、程度です。

2:絞り

F値という数値で表されます。

レンズの中の「絞り羽根」というのが開いているか、閉じているか、です。

こんなイメージをしていただくと良いと思います。

21020601

細かいものを見るとき、目を細めたりしませんか?それと似たイメージです。

・F値の数字を大きくする(絞る)と

全体がよりくっきり写る。より暗くなる。ボケは出しにくくなる。

・F値の数字を小さくすると

よりふんわり写る。より明るくなる。ボケを出しやすくなる。

・・・という感じになります。

人を撮りたい場合はふんわりさせて背景をボカすためF値小さく

風景を撮りたい場合は隅々までくっきりさせたいのでF値大きく

・・・といった感じで使い分けます。

もっとも低いF値(開放値)はレンズによって決まっています。

この開放値が低いレンズ(明るいレンズ)ほど高価な傾向があります。

3:シャッタースピード

シャッターが切れる速度ですね。1/〇〇〇(秒)という数値で表されます。

1秒を超える長時間にすることも出来ます。

・シャッタースピードが速いと

動くものをよりくっきり写る。より暗く映る。手ブレが生じにくい

・シャッタースピードが遅いと

動くものが流れたように写る。より明るく映る。手ブレが生じやすい。

・・・という特徴があります。

例えば滝を撮る場合をイメージしてみましょう。

シャッタースピードを速くすると、水しぶきまで鮮明な迫力ある感じになり

遅くすると、まるで水が糸のように表現され幻想的な雰囲気になります。

ただ、その場合は手持ち撮影は無理で、三脚必須となりますけどね。

21020702

ブレの有無、明るさも考慮し、バランスを考えて設定していく感じになります。

4:ISO感度

「あいえすおー」感度、或いは「いそ」感度と読みます。

カンタンに言えばカメラの感度、視力(特に暗所での)・・・ですね。

・ISO感度の数字が低いと

明るさをより必要とする。ザラザラなノイズが出にくい。

・ISO感度の数字が高いと

明るさが足らなくても写る。ザラザラなノイズが出やすい。

といった感じで覚えると良いと思います。

21020703

最近のカメラは、このISO感度の上限がものすごく大きくなっています。

「高感度に強いカメラ」というのは、この数値の上限が高いカメラのことです。

ですが、これを最大限にすると、まるで暗視カメラの画像のようになり

作品としてはとても見られないものになっていまいます。

低い値(1600まで、とか、3200まで、とか)を上限に設定している人が

多いようです。

5:画素

初心者がつい目を向けてしまうのがこの「画素」数だと思います。

売り手もすごく強調する傾向にありますからね。

この「画素」というのは、写真を構成するひとつひとつの微細な粒子とイメージすると良いでしょう。

しかし、この数値は高い方が良いとは言い切れません。

ざっくり・・・本当にざっくり言ってしまうと

・A4プリントで観賞したり、パソコンのディスプレイで観たりする程度なら

高画素機は必要ありません。メリットを感じることすらないでしょう。

・A3以上に引き伸ばす、写真の一部をトリミングする・・・といったケースでは

高画素が効いてきます。

6:AF(オートフォーカス)

AF(オートフォーカス)のモードにはAF.S、AF.C、AF.Aなどがあります。

・AF.S(シングル)

被写体に一度ピントを合わせたらその状態を保持します。

動かない被写体向け。

・AF.C(コンティニュアス)

一度合わせた被写体を追いかけてピントを合わせ続けます。

動く被写体向け。

ただし、カメラによってこの性能には大きな違いがあるので

過信することは出来ません。

・AF.A(オート)

被写体の動きを検知してAF.AとAF.Cを自動的に切り替えます。

これもカメラの性能に差があるので過信は禁物です。

7:ボケの作り方

一眼レフカメラの醍醐味はやはりこの「ボケ」じゃないでしょうか?

初心者がまず最初に感動するのもココかと思います。

被写体が浮き上がるような背景のボケ。

これを作るためには、以下の3点を意識するとうまくいく確率が高まります。

・F値の数字はなるべく小さく。

・ズームレンズの場合、できるだけ望遠側で。

・被写体との距離は近くして、被写体とその後ろにあるものの距離を出来るだけ取る。

ボケの質なんかにもこだわりだすと、また難しい話になってくるのですが

今回はド初心者向けということで、こう言い切ってしまいます。

この情報で物足りなくなったら、超ド初心者脱却です。

初心者向けの情報にステップアップしてください。