ぐぐ助です。
最近、一眼レフカメラでの写真撮影にハマっています。
先日テレビでもやっていましたが、新型コロナウィルス感染拡大による外出自粛によって
多くの人が新たに始める趣味のひとつに、「カメラ」も挙がっていました。
いや、ハマリ出すと結構あちこち出かけたくなりますけどね(笑)
まぁ、それはさておき。
最近はスマホでも相当な写真が撮れてしまいますが、やっぱりそこそこ重量のある機械で、ファインダーを覗いて撮る・・・というのはまた違うんですよね。
最初は「Auto」でシャッターボタンを押すだけでしたが、すぐに「もっといい写真を撮りたい」と思うようになり、色々設定してみたくなりました。
そこで、ぐぐ助、ググりました。朝も昼も夜もひたすらググりました。
それによって覚えた最低限の7項目をご紹介します。
この項目を理解した途端に撮影の幅は広がりましたが、逆に現在でもこの項目くらいしか理解していません(笑)
この世で一番カンタンな説明を目指しますので、カメラド初心者の方、是非読んでみてください。
検索ワード:一眼レフ 基本
1:露出
まずは「露出」。多分、これに関しては直感的に分かるかと思いますが、要は「明るさ」と認識しておけばOKです。
・+(プラス)の数値にすると
明るい写真が撮れて、
・-(マイナス)の数値にすると
暗い写真になります。
ぐぐ助はAutoにしたまま滅多にいじりません。
敢えて暗い感じのムーディーな写真を撮りたい時だけマイナスにしてみる、程度です。
2:絞り
F値という数値で表されます。
レンズの中の「絞り羽根」というのが開いているか、閉じているか、です。
こんなイメージをしていただくと良いと思います。
細かいものを見るとき、目を細めたりしませんか?それと似たイメージです。
・F値の数字を大きくする(絞る)と
全体がよりくっきり写る。より暗くなる。ボケは出しにくくなる。
・F値の数字を小さくすると
よりふんわり写る。より明るくなる。ボケを出しやすくなる。
・・・という感じになります。
人を撮りたい場合はふんわりさせて背景をボカすためF値小さく
風景を撮りたい場合は隅々までくっきりさせたいのでF値大きく
・・・といった感じで使い分けます。
もっとも低いF値(開放値)はレンズによって決まっています。
この開放値が低いレンズ(明るいレンズ)ほど高価な傾向があります。
3:シャッタースピード
シャッターが切れる速度ですね。1/〇〇〇(秒)という数値で表されます。
1秒を超える長時間にすることも出来ます。
・シャッタースピードが速いと
動くものをよりくっきり写る。より暗く映る。手ブレが生じにくい
・シャッタースピードが遅いと
動くものが流れたように写る。より明るく映る。手ブレが生じやすい。
・・・という特徴があります。
例えば滝を撮る場合をイメージしてみましょう。
シャッタースピードを速くすると、水しぶきまで鮮明な迫力ある感じになり
遅くすると、まるで水が糸のように表現され幻想的な雰囲気になります。
ただ、その場合は手持ち撮影は無理で、三脚必須となりますけどね。
ブレの有無、明るさも考慮し、バランスを考えて設定していく感じになります。
4:ISO感度
「あいえすおー」感度、或いは「いそ」感度と読みます。
カンタンに言えばカメラの感度、視力(特に暗所での)・・・ですね。
・ISO感度の数字が低いと
明るさをより必要とする。ザラザラなノイズが出にくい。
・ISO感度の数字が高いと
明るさが足らなくても写る。ザラザラなノイズが出やすい。
といった感じで覚えると良いと思います。
最近のカメラは、このISO感度の上限がものすごく大きくなっています。
「高感度に強いカメラ」というのは、この数値の上限が高いカメラのことです。
ですが、これを最大限にすると、まるで暗視カメラの画像のようになり
作品としてはとても見られないものになっていまいます。
低い値(1600まで、とか、3200まで、とか)を上限に設定している人が
多いようです。
5:画素
初心者がつい目を向けてしまうのがこの「画素」数だと思います。
売り手もすごく強調する傾向にありますからね。
この「画素」というのは、写真を構成するひとつひとつの微細な粒子とイメージすると良いでしょう。
しかし、この数値は高い方が良いとは言い切れません。
ざっくり・・・本当にざっくり言ってしまうと
・A4プリントで観賞したり、パソコンのディスプレイで観たりする程度なら
高画素機は必要ありません。メリットを感じることすらないでしょう。
・A3以上に引き伸ばす、写真の一部をトリミングする・・・といったケースでは
高画素が効いてきます。
6:AF(オートフォーカス)
AF(オートフォーカス)のモードにはAF.S、AF.C、AF.Aなどがあります。
・AF.S(シングル)
被写体に一度ピントを合わせたらその状態を保持します。
動かない被写体向け。
・AF.C(コンティニュアス)
一度合わせた被写体を追いかけてピントを合わせ続けます。
動く被写体向け。
ただし、カメラによってこの性能には大きな違いがあるので
過信することは出来ません。
・AF.A(オート)
被写体の動きを検知してAF.AとAF.Cを自動的に切り替えます。
これもカメラの性能に差があるので過信は禁物です。
7:ボケの作り方
一眼レフカメラの醍醐味はやはりこの「ボケ」じゃないでしょうか?
初心者がまず最初に感動するのもココかと思います。
被写体が浮き上がるような背景のボケ。
これを作るためには、以下の3点を意識するとうまくいく確率が高まります。
・F値の数字はなるべく小さく。
・ズームレンズの場合、できるだけ望遠側で。
・被写体との距離は近くして、被写体とその後ろにあるものの距離を出来るだけ取る。
ボケの質なんかにもこだわりだすと、また難しい話になってくるのですが
今回はド初心者向けということで、こう言い切ってしまいます。
この情報で物足りなくなったら、超ド初心者脱却です。
初心者向けの情報にステップアップしてください。