Youtubeに動画をアップしたところ、下のようなメールが来ました。
クリックすると拡大します。
あなたの「動画タイトル」にアーティストさんが所有またはライセンスを所持しているコンテンツが含まれている可能性があります。
あなたが何らかの措置を講ずる必要はありませんが、自分の動画に与える影響についてご興味がある場合は、アカウントの[動画IDの一致]セクションをご覧下さい。
この動画、あるイベントの模様を編集したもので、あるアーティストのCD音源をBGMとして挿入しています。
要するに、このBGMが著作権侵害にあたる・・・というわけです。
ちなみにこのメールが届いたのは、動画アップのわずか数分後。
Youtubeではアップロードされた動画から著作権のあるコンテンツを割り出すプログラムを使用しており、
それがかなりの精度ではたらいているようです。
楽曲そのものを編集し2番部分をカットしても引っかかりましたし
音を少し潰した感じでアップしてみても同じでした。
音楽に関しては、部分的な一致を高い精度で検知することができるようです。
ちなみにこれはYJC CAFEさんのダンス動画です。
かなり音を潰していますが、これでギリギリ検知されないレベルとのことです。
さて、ではこの警告に対してどうすればいいのでしょうか?
メッセージ本文にありますように
あなたが何らかの措置を講ずる必要はありません
対処については、Youtube・アーティスト側のサジ加減・・・ということです。
とられる措置として
・動画の削除
・コンテンツ(例えば音声)のみのブロック
・広告の挿入
の3つがあります。
以前は、動画の削除やコンテンツブロックもよく見られましたが
現在ではおよそ8割の著作権保持者が広告の挿入を選択しているようです。
この場合、動画は問題なく再生されます。
一般ユーザーが許可なく楽曲を使用した動画でも宣伝効果があるので
ユーザー、著作権所有者・Youtube三者ともにメリットがあります。
そういう意味で広告を挿入しよう…という選択はもっとも賢いように思います。
個人的には。
■広告挿入の例
前出のYJC CAFEさんによりますと・・・
元のCD音源を使ってダンス映像を編集という形で
これまでおよそ40本ほどの動画をアップロードしていますが
音声のみを削除されたことが2度あるのみで
ほかは全て広告が挿入されるかわりに通常通り視聴可能です。
同じアーティストの曲でも削除される場合とそうでない場合がありますので
CDの販売時期などといった事情も絡んでいるかと思われます。
とのことでした。
ただ、一度この措置がとられたからといって安心できるわけではありません。
例えばCD販売時期の問題など、
様々な事情により突然削除される可能性もあるとしています。
このあたりも、著作権所有者のサジ加減と言うことです。
措置変更は予告無く行われることがあるので、
自分の動画の状態は[マイ動画]などで確認するしかありません。
詳細情報は[コンテンツIDの一致]セクションから確認することが出来ます。
やたら難解な日本語を使うYoutubeさんですので
確認したところで「???」となるばかりかもしれませんが。(笑)
個人的には、ちょっと乱暴ですが
ごく一般的な音楽を、音楽とは直接関係の無い映像に載せる程度なら
まず広告掲載で済まされると結論付けています。
よほどのことが無い限り、削除されペナルティが科せられるようなことは
無いと考えています。