ぐぐ助です。
毎月、電気代の請求書が届くたびにため息です。熱帯魚飼育をしていることも大きいとは思いますが、とにかく高い。
ここ最近、いくつかの電化製品が経年劣化で壊れ、エコ商品に買い替えたのですが、ふとLED電球が気になりだしました。
かなりの節電になると言われていますが、それ自体が1個数千円します。
どれくらいで元が取れるのか気になり、調べてみることにしました。
検索ワード:LED電球 電気代
結論として、その省エネ効果は想像以上でした。
まずは「ASCII.jp」様で公開されているグラフをご覧ください。
http://ascii.jp/elem/000/000/627/627754/
これは、ワットチェッカーという機械で調べた各電球の消費電力のグラフだそうですが、
白熱電球に比べるとLED電球は実に87%もの電力の節約になっています。
ただし、電球型蛍光灯との差はほんのわずかです。
白熱球を使用している照明機器に関しては、LED電球に変える価値がありそうですが、
気になるのは費用対効果の問題。一体どれくらいで元を取れるのでしょうか?
上のグラフを元に計算すると、例えば4灯式のシーリングライトでは、
白熱式電球からLEDに変えるにあたって初期投資に1万2千円近くかかったとしても、およそ10ヶ月で元を取れてしまう計算になります。
また、別の視点のデータグラフもご覧ください。
様々なシーンでのごく一般的な使用を想定し、電球1個当たりの電気代を比較したものです。
グリーンのLED電球と、白熱球のオレンジには相当な差があることが分かります。
電球1個につき、1年間換算で2万円程度の差が出てくるのです。
つまり
白熱球→LED電球は投資の価値大いにアリ。即変えるべき!
電球型蛍光灯→LED電球は効果わずか。余裕があるときに。
ということになりますね。
電気代だけでなく、電球の寿命ももうひとつ大きなポイントです。
ON・OFFが頻繁なところは特に、ランニングコストに違いが出てくるようです。
白熱球の寿命はおよそ1500時間とされています。電球型蛍光灯は1万時間程度。それに対して、LED電球の寿命は実に4万時間前後。
これだけでも相当な違いがありますが、実はもうひとつ注目すべき点があります。
白熱球、電球型蛍光灯はON、OFFを繰り返すことで極端に寿命が短くなってしまうのです。
つまり、先述した「白熱球=1500時間、電球型蛍光灯=1万時間」というのもあくまで理論値であり
実際の使用においてはそれにはまったく及ばないのです。
一方で、LED電球はON、OFFによる寿命の劣化はほぼないとされています。
「されています」というのは、実際に切れてしまう事例がまだあまりないため、検証できていないということなのですが。
理論値上の計算では、ごく一般的な使用において、例えば玄関灯や廊下灯のような照明器具のLED電球寿命はなんと200年以上ということになるそうです。
1日8時間点灯することを前提としたリビング灯でも、およそ15年ほど。
LED電球は一度付けたらよほどのことが無い限り交換を考える必要は無いと考えて良さそうです。
ここまで見据えるならば、電球型蛍光灯→LED電球への交換もアリということになってきますね。
こちらでは、電球毎の電気代シュミレーションが出来ます。参考になりますよ。
先ほどご紹介した「ASCII.jp」様では、様々なシーンにおける電球毎の電気代の違いをシュミレーションしていますが
どのデータにおいてもLED電球が圧勝です。
1個の値段が高いため躊躇してしまいがちですが、もうそういう時代と考えて総LED化を検討してみてもいいかもしれませんね。
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