こんにちは。ぐぐ助です。
私は現在、エルグランドのE51という型式のクルマに乗っているのですが
ある時から、やたらアイドリング音が煩いなーと思っていまして
まぁ、古いクルマだし・・・ということでそれほど気にしてはいなかったのですが
ある時、気づきました。エアコンのオンオフに関わらず、ファンが全力で回ってる!と。
冬の早朝にエンジンかけた直後から全力で回るのだから、これは異常です。
クルマって、エアコンオンにしてアイドリングしてると、
「比較的静か」→「ブオーンと煩い」を繰り返しますよね。
あれって要は、ラジエーターの温度に反応してファンがオンオフを繰り返すわけですが
その制御機能がぶっ壊れてしまった模様です。
だとすればまぁ、修理の余地があるってことで、単純な経年劣化よりマシと思いながらも
先立つモノが無くてしばらく放置。
しかし、遊びに行った知人宅で『飛行機が来たのかと思った』と言われたのを機に
懐が寒い中、恐る恐るググってみました。
検索ワード:車 ファン 回りっぱなし
結果、この症状はどうやら
電動ファンコントロールモジュールという機械の故障の可能性が高そうでした。
エルグランドE51ではよく起こる故障らしく、リコール対象でもあったようです。
日産:リコール関連情報 ラフェスタ他1車種のサービスキャンペーン …
何でもググるぐぐ助、ここでらしからぬ失敗。
リコールって、基本的には中古車でも無期限で対象になるものらしいですね。
通知が来たわけでもないので、ハナっから無償修理してもらえる可能性など考えず
そこググることもなく、自費での修理しか考えていませんでした。
で、その電動ファンコントロールモジュールですが、
初心者でも比較的簡単に自力交換可能なことが分かりました。
こちらがエルグランドE51の電動ファンコントロールモジュール純正部品。
1万円とちょっとです。
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しかし、ぐぐ助は敢えて互換品を検索し、半額ほどの中国製を買いました。
型番である「21493-4GA0A」で検索して、Amazonで5千円とちょっと。
純正品と形状はほぼ同じ。
ボルト穴二つと、コネクタが三つ付いているのが分かりますね。
<<<交換手順>>>
まず、ボンネットを開けエンジンカバーを外します。
3か所のナットで止まっていますので、それを緩めて引き上げると外れます。
そこからラジエーターの裏を覗き込むようにすると
電動ファンコントロールモジュールが見えます。
バッテリー側から見るとその姿を確認できます。
先ほど見たように、2つのナットで固定されており、3つのコネクタが繋がっています。
ナットを外すのはラチェットレンチがあれば簡単です。
スペースが無いので手探りの作業にはなりますが、位置を探るのは容易いはずです。
外したナットを落っことさないように、完全に緩んだら手で外すようにすればOK。
ただ、3つのコネクタを外すのが難関。この交換作業のヤマと言っていいでしょう。
とにかく固い!ほぼ固着してしまっている状態です。
滑らない手袋などを着用して、ただただ気合で引っこ抜くしかありません。
ここでひとつ、言葉では伝わりにくいコツ。
ストッパーのツメを力一杯押してしまいがちですが、そこにかける力はちょっとにして
引っこ抜く方に力を入れると外れやすいかと思います。
そしたら、新しいファンコントロールモジュールを同じように繋いで固定すればOK。
交換完了し、エンジンをかけると・・・すっごい静か!
一件落着・・・と思ったのですが、いざ回り出すととんでもない音・・・。
ファンコントロールモジュールはあくまで回転をコントロールするだけなので
回った時の音が煩いのはもしかして別の原因なのかなぁ・・・と思いながら
ヤケっぱちで純正品を注文しなおしてみたら・・・治りました。
やっぱり、当たり外れは覚悟しないといけないのかも知れませんね。中国製品・・・。