こんにちは。ぐぐ助です。
最近、建売一戸建を購入したのですが、内覧の時に玄関の下駄箱を見て
「ここに水槽を置かずして何を置くというのか!?」と思ってしまいました。
建売なんかだと、こういう下駄箱が一般的(?)だと思うんですが
“コ”の字だったり、“ニ”の字だったり・・・
来客の際まず最初に目につく場所でもあるし、ここに綺麗な水槽置きたいな…と。
我が家の下駄箱は“コ”の字タイプで、台の部分を計ると幅80cm、奥行き45cm程。
規格水槽で言えば、60cm水槽を余裕を持ってセッティング出来る面積になります。
ただ、ここで一つ不安。重さは大丈夫なんだろうか??
以前、かなり頑丈なチェストを60cm水槽でたわませちゃったことがあるし・・・。
何か補強をして水槽を置いている人なんかがいたら、参考にしたい。
そんなわけで、ググってみました。
検索ワード : 下駄箱 水槽 補強
水槽って結構重いんですよね。
一般的な規格水槽で見ていくと
30cmキューブ 水量約27リットル 重量約27kg
45cm規格水槽 水量約40リットル 重量約40kg
60cm規格水槽 水量約64リットル 重量約64kg
という具合になっています。
下駄箱は残念ながら水槽を置くことを前提には作られていませんので
正確な耐重量は分からないのですが、挑戦してきた方々の意見をまとめると
60cm規格水槽(重量約64kg)が限界
・・・というところに落ち着きました。ただし、このタイプの下駄箱に水槽を置いている方が必ずやっていることがありました。
それは、
天板の上にもう一枚同じサイズの板を敷いて水槽を置く
・・・ということです。水槽の重さを出来るだけ分散させ天板に均一にかける目的ですね。
量産型建売住宅によくあるタイプの下駄箱天板は、一見そこそこの厚みがありますが
叩いてみるとどうも空洞になってるような部分もある感じで
一点集中の荷重は怖いですからね。
また、こぼれた水で天板が腐食するのを防ぐという意味合いもありますね。
そんなわけで、天板の上に板一枚は必須と考えます。
さて、ぐぐ助は色々悩んで悩んだ挙句、「グラステリアAGS OF-450」という水槽で
海水魚水槽をセッティングすることにしました。水量約26リットル 重量約33kgです。
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もう少し大きな水槽が良かったのですが、海水魚をやるならクーラーが必須ですので
そのスペースを確保する必要がありました。
とは言え、このサイズの水槽にちゃんとしたクーラー設置しちゃうと
存在感のバランスがアレだったので・・・クーラーはこれ。
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クーラー、ヒーター双方の機能を持ったスグレモノです。
夏場の冷却効果は「無いよりはマシだけど・・・」という感じですが。
現在こんな感じになっています。

たまたま、購入したパソコンデスクを改良した際
60cm×30cm程の厚くて頑丈な板材が余りとして出たので、それを水槽の下に敷きました。
天板に均等に荷重をかける役目は果たせていませんが、
水量半分ほどの60cm規格水槽を置いていると考えれば、大丈夫かな・・・と。
甘かったです。見事に天板の真ん中がたわみました・・・。
均一に荷重をかけられていないとは言え、33kgくらいでたわんでしまうとは
60cm規格水槽までならOK・・・というのも
ちょっと乱暴な理論ということになってしまうかも知れませんね。
このまましばらく放置すると、天板と下駄箱の扉が干渉してしまいそうだったので
対策を施すことにしました。これです。

「床束」、「スチール束」というもので下駄箱の内部を補強しました。
元々は、床下の補強などに使用するものですので、強度は申し分無しです。
1本あたり数百kgの荷重に耐えられるそうです。
ただ、下駄箱の内部のサイズ(70cmほど)に適合するものが少なく
探すのには苦労しました。しかも、ネットでは1本売りが殆ど無くて・・・。
こちらはホームセンター等で調達した方が良さそうです。
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これによって、天板のたわみは完全に解消されました。
これ一本入れただけでかなりの安心感です。
さっき「乱暴な理論」と言ったばかりだけど、これだったら
60cm規格水槽でも問題なくいけそう。
若干使い勝手は悪くなりますが、普段は外から見えないし。
また、壁付で宙に浮いたような形になっている下駄箱でしたら、
その下に補強を入れるのも良いかも知れません。
「床束」で検索すると様々なものが出てきます。
スチール製、プラスチック製など様々商品があります。
例えば、こういう商品ですね。
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まとめ。
下駄箱の上に水槽を置く際の補強は
・天板の上に同じサイズの板を敷いて荷重を分散させる
・下駄箱の内部をスチール束などで補強する。
・下駄箱の底を床束で補強する。
この3点で、60cm規格水槽くらいまではなんとか大丈夫とぐぐ助は考えます。それでは楽しい玄関アクアライフを♪