ぐぐ助です。
当ブログの記事、「ギザ10・ギザ十(ギザギザのある10円玉)の価値は?」が非常に人気が高く、こちらのネタについて定期的に使いリサーチをしていたのですが、
2012年10月現在、記事を書いた当時は存在しなかった信頼できる参考資料が出ていましたので、第二弾を書きたいと思います。
検索ワード:ギザ10 価値
今回ググって辿りついた資料は、日本経済新聞に掲載されたものです。
信頼がおけるデータと考えて良いでしょう。
■■■ギザ10■■■
まず、縁にギザギザのある10円玉、いわゆる「ギザ10」についてですが、
その価値のランクとしては、以前書いた記事と新しい資料にほぼ違いはありませんでした。
発行枚数が最も少なかった昭和33年のものが、使用済み硬貨としてももっとも価値があります。
買取金額についての記述はありませんでしたが、
販売価格のデータがありました。
未使用品こそ23,000円という高値で売られていますが、「美品200円・並品100円」という販売価格から逆引きで考えると、以前の記事に書いた「昭和32年 30円 昭和33年 70円 昭和34年 20円」 というデータはほぼ正しいと考えて良いでしょう。
ちなみに、某テレビ番組の企画で100万円をすべて10円玉に両替し、それを鑑定してもらったところ、100万5399円になったそうです。その程度か…というところですね。
■■■フデ5■■■
さて、今回の記事で新たに焦点をあてたいのが「フデ5」という硬貨です。
文字が楷書体で書かれている5円玉硬貨です。
筆で書かれたように見えることから「フデ5」と呼ばれます。
「日本国」が「日本國」と書かれているのも特徴のひとつ。
こちらの発行枚数データは以下の通り。
「ギザ10」同様、発行枚数が少ない年のものが一番価値があるわけですが、注目すべきは市場での販売価格データです。
昭和32年発行のものを見てください。
未使用品の販売価格はそれほどでもありませんが、美品・並品の販売価格が「ギザ10」よりも高いことが分かります。
つまり、普通に流通しているものでも、それなりの額で買い取ってもらえる可能性があるということです。
また、近年、小額硬貨の発行枚数が減っているので、平成発行5円玉の稀少性が上がっているとのことです。
平成11、12、17、18年のものは美品で100円~200円で販売されているようです。
■■■その他のプレミア硬貨■■■
それ以外の硬貨については、以前書いた記事の内容を大きく訂正する必要がありました。
特に、1円玉ですね。
以前書いた記事では、数円の価値しかないと書いた平成13年、14年の1円玉ですが、なんと並品でも100円の価値になるそうです。
たかが100円ですが、実に100倍ですから。
■■■かわりだね硬貨■■■
ちょっと変わった硬貨があるとのことで、こちらもご紹介します。
まずは「手変わり」と呼ばれる10円玉。昭和61年後期に発行されたものだということです。
パッと見ただけでは気にも止まらない部分ですが、一般的なものと絵の一部に違いがあるとのことです。
以下の図をご覧下さい。
こちらの販売価格は、状態によりますが、なんと6~8万円とのこと。
もうひとつ、こちらはパッと見れば分かります。
どういうわけが穴が開かなかった50円玉です。
発行年は昭和50年。
販売価格はなんとびっくり20万円程度だそうです。
「ギザ10は大した価値にならない」と以前の記事で結んだわけですが、ほかのプレミア硬貨との併せ技で、意外と一攫千金もあるのかもしれませんね。
小銭入れを見るのが楽しくなりそうです。
コメント
[…] 月 修正版の記事を書きました。こちらをどうぞ。 ギザ10・ギザ十、その他プレミアとされている効果の価値は?(パート2:2012年版) カテゴリー: 趣味・コレクション タグ: […]
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