シェアする

金魚の白点病治療

金魚の病気でもっとも多いのが白点病です。
これは、金魚の体表にポツポツと白い点が発生する症状であり、
このポツポツの正体はイクチオフチリウスという病原虫です。
白点病
非常に感染力が強く、進行によっては体中が真っ白になって死んでしまいます。
発症のタイミングとして多いのは、新しい魚を投入したとき
特に、金魚すくいですくってきた金魚をメンテなしで水槽投入すると
ほぼ100%発症すると言われるほどです。
私もまさにそのパターンで発症させてしまいました。黒出目金なので見るも無残です。
水が空気に触れることによって自然発生もあり、完全遮断は難しいようです。
この白点病が特に金魚に発症しやすいのは、病原虫が高水温に弱いためです。
25℃より低い温度で繁殖、25℃で活動停止、30℃で魚体に入り込んだ虫が
体外に放出される…という具合のようです。
熱帯魚にも起こりえますが、基本的に水温が高いため病原虫がさほど活発ではないのです。
白点病治療ですが、以下の5点がポイントとなるようです。
1:高水温
これは、病原虫を駆除する準備のようなものと考えることができます。
寄生した親虫を早く魚体から離すことと、寄生虫の卵のふ化を強制的に早めるのです。
魚体に寄生した親や、卵には薬剤が届かず駆除できないためです。
ただし、これは金魚にとってもハイリスクとなります。特に30℃以上は危険です。
また、27~28℃は白点虫とは別の微生物、カラムナリス菌という恐い細菌の
最適生育温度になるということですので、ここも気になるところです。
そのようなわけで、28.5℃~29.5℃をベストとする意見をいくつか見かけました。
くれぐれも急激な水温変化はさせないようにしてください。
2:塩
病原虫は純淡水性であり、浸透圧の上昇に弱いようです。そこで塩を入れます。
金魚ならば1%程度の塩水は大丈夫なようです。
60cm水槽(60ℓ)なら600g程度ということになりますから、かなり多いです。
アジシオはだめですよ。
また、水草を入れている場合は塩水によって枯れてしまう恐れがあります。
3:唐辛子
鷹の爪を縦に刻んで投入するという方法です。
唐辛子が白点病治療になるという根拠は明らかになっていないのですが
「水草に影響なく白点病が治った」という記述を多々見かけます。
症状が軽いのならば試してみる価値はあるかも知れません。
ただ、恐らくカプサイシンにより魚の抵抗力を上げる…ということだと思われるので
病原虫の駆除という根本的解決にはならないと考えます。
4:白点病治療薬
白点病に効く薬として代表的なのが
グリーンFゴールド」、「メチレンブルー」、「アマゾングリーン」といったところです。
水草が入っている水槽の場合は、水草を抜いてから使用します。
また、ろ過によって薬剤が分解されてしまうので、フィルターは外し
エアレーションと保温のみで薬浴を行うのが理想的です。


5:換水
塩や薬剤の影響で、ろ過バクテリアが減少してしまうことが考えられます。
なので、換水はこまめに行います。
白点病によって金魚の体力が消耗していることもあるので
水質や水温の急激な変化には普段以上に神経質になる必要があります。
白点病原虫の駆除は、親虫、卵、水中を漂う仔虫という3パターンありますが
先述したように、親虫と卵は薬剤ですぐに殺すことはできません。
卵が孵化し仔虫になったところを狙わなければならないので、
2週間~3週間という長めのアプローチが必要となってきます。
長引くと金魚の体力も消耗するので、的確に早く済ませたいところです。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする

コメント