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ピロリ菌除菌治療の薬で起こる副作用ってどの程度?

家族がだいぶ前から胃の痛みを訴えていましたが、胃カメラ検査・血液検査により胃潰瘍、十二指腸潰瘍と診断され、さらに「体内にピロリ菌がいる」ことが明らかになりました。
薬によりピロリ菌除菌を行うことになったのですが、医者から「キツい副作用があるかもしれない」と言われたとのことで、ビビって「薬飲みたくない」と言い出しました。なんとか言い聞かせて薬を飲ませるためにググって調べたことをご報告します。
ピロリ菌除菌のための投薬は、ランソプラゾールかオメプラゾール、アモキシシリン、クラリスロマイシンといった三種類の薬を組み合わせて行うことが多いようです。効果がない場合、メトロニダゾールを使用する例もあります。いずれも80%~90%といった高い除菌率が報告されているとのことですが、これは1週間続けて服用しないと効果が出ないとされています。
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※ピロリ菌除菌率イメージ
途中で服用をやめた場合、うまく除菌できないどころか、より強力になった耐性菌を生み出してしまう可能性が高いのだそうです。ですから、一度除菌をすることになったら覚悟を決めて、しっかり飲み続けることが大事です。この間、飲酒や喫煙は控えましょう。
さて、問題の副作用。
一番多いのは下痢軟便(約10%~20%の人に発症)。続いて、腹痛嘔吐味覚障害、アレルギーによるじんましん発熱といったところだそうです。ただ、いずれも一時的な症状であり、長くても2~3日で治まるようです。個人サイトなどで経験談を見て回っても、さほどキツいという記述は見かけませんでした。
ここまでですと、副作用も恐るるに足らず…ということになります。
ただ、ひとつ気になる記述を見つけました。除菌後の副作用です。
胃酸の分泌が一時的に回復するため、胃十二指腸びらん逆流性食道炎胃食道逆流症などが発生することがあるそうです。この場合には胃酸分泌抑制剤によって症状を抑える必要があります。人によっては、除菌後1カ月ほど調子の悪さを感じたりするそうですので、むしろこちらの方が気をつけどころかもしれません。
除菌後は、病院から胃薬を処方されますが、ビフィズス菌、乳酸菌(LG21等)等を毎朝摂取すると良いそうです。これらは長期間摂取し続けて初めて効果が現れるものだということなので、これを機に習慣にしてみたらいかがでしょうか。
また、こちらは無闇におすすめして良いものかどうかわかりませんが、ニチニチ草(日々草)という植物がピロリ菌除菌に効果があるとのことです。
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日々草。この生葉を一日2枚~5枚食べることをすすめる記述を多く見かけました。
抗がん剤に使用される成分を含んだ薬草であることは確かなようで、恐らく効果はあるでしょう。ただ、素人判断で食して良いものかどうかは少々疑問です。気になる方は「日々草 ピロリ菌」などのキーワードでググってみてください。

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コメント

  1. 池田 より:

    私は腎臓機能が30%と機能がダウンしており食事にも気を使っているのですがピロリ菌除去のの治療の薬を呑んでも問題ないのでしょうか?
    医師は胃カメラを使いたいばかりに検査を勧められましたが、本意がわかりません。